Hpp
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- 価格帯別出来高ってなに?
- 投資家に意識されている価格を割り出せるってほんと?
実は、価格帯別出来高を使いこなせるようになると、投資家に意識されている価格帯を把握することができます!
また、投資家心理を把握することができるため、有利に株式投資を行うことができます。
そこで、当記事の前半では『価格帯別出来高の概要』について解説しつつ、記事の後半では『価格帯別出来高を確認する重要性』『価格帯別出来高を利用する注意点』について詳しく解説しました!
当記事を読み終えると、『価格帯別出来高』について理解できるだけなく、投資家に意識されている価格帯・投資家心理を把握することができるため、あなたの投資成績に好影響を与えるでしょう☺
価格帯別出来高とは?
価格帯別出来高とは、過去の一定期間に取引された株数を価格帯別に表示したものです。
上記チャートをご覧ください。
チャートの左側から右側に伸びている黄色い棒グラフ(※SBI証券の場合)が価格帯別出来高であり、過去その価格帯でどれくらいの取引が行われていたかの合計値を表しております!
棒グラフが長ければ長いほど、過去にその価格帯で多くの取引されていたことを示します。
くまねこ
価格帯別出来高のこと初めて知った!
1つ聞きたいんだけど、見る価値はあるの?笑
見る価値が無かったら証券会社もアプリに組み込まないよね!
では、価格帯別出来高を確認する重要性について詳しくみていこうか!
Hpp
価格帯別出来高を確認する2つの重要性
ここから価格帯別出来高を確認する2つの重要性について見ていきましょう!
価格帯別出来高を把握していると、投資家心理を把握することができるため、有利に株式投資を行うことができます。
- ボックスの抵抗線・支持線として機能
- 意識されている抵抗線・支持線を割り出せる
ボックスの抵抗線・支持線として機能
価格帯別出来高を確認する1つの重要なポイントは、ボックスの抵抗線・支持線として機能することです。
前述したとおり、価格帯別出来高は多ければ多いほど、過去にその価格帯で多くの取引されていたことを示します。
日本通信(9424)
例えば、日本通信(9424)の場合を具体例として、見ていきましょう。
日本通信の価格帯別出来高は赤矢印が指している2つの価格帯が一番取引が多いことが一目瞭然です。
つまり、この2つの価格帯がボックスの上値抵抗線、下値支持線として機能します。
上の赤矢印で購入した人たちは現在、含み損のはずです。
その人たちは評価損益が±0で終われるのなら、売り逃げたいでしょう。
そのため、上の赤矢印付近まで株価が上昇してきたら、やれやれ売りが発生します。
やれやれ売りが発生することから上値抵抗線として機能するのです。
支持線として機能する理由は反対のことを考えればいいだけです!
意識されている抵抗線・支持線を割り出せる
価格帯別出来高を確認する2つの重要なポイントは、意識されている抵抗線・支持線を割り出せることです。
投資家に意識されている上値抵抗線、下値支持線は価格帯別出来高を確認することで割り出すことができます。
価格帯別出来高が多い上値抵抗線、下値支持線は過去にその価格帯で取引した人が多いことから、多くの注文が出てくる部分と予想できます。
例えば、価格帯別出来高の多い上値抵抗線をブレイクした場合、大量の売りを消化できたことになり、ブレイク後の株価は上昇しやすくなります☺
この具体例としては、ALBERT(3906)が良い例になります。
ALBERT(3906)は2018年5月にブレイクするまでは価格帯別出来高が多い上値抵抗線(2073円)に跳ね返されていました。
しかし、一度売りが多い部分を消化したら、ものすごい勢いで株価は上昇しています。
このように、価格帯別出来高が多い上値抵抗線、下値支持線をブレイクすると、株価は大きく動くことになります。
一方、価格帯別出来高の少ない多い上値抵抗線、下値支持線は過去にその価格帯で取引した人が少ないことから、値動きにも差ほど影響を及ぼさないと判断することができ、重要視しません。
価格帯別出来高を使用する注意点
価格帯別出来高を使用する上での注意点があります。
それは、価格帯別出来高はあくまでも過去の記録であり、他の価格帯で売却したという可能性もあるということです。
価格帯別出来高は相場の展開を想定する上では重要な指標になりますが、価格帯別出来高の大きい部分があっても、それだけで投資判断を下してはいけません。
価格帯別出来高はあくまでも補助的なツールです。
基本的にはローソク足と出来高を組み合わせて、現在の市場状況が正常なのか、正常ではないのかを判断することが重要です。
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- それどうやってするの?
- ローソク足と出来高を組み合わせるの?
- 分からないから教えて!
という方は、『出来高は株式投資で成功するための秘訣!画像付きで分かりやすく解説』に目を通してください!
あわせて読みたい! 出来高は株式投資で成功するための秘訣!画像付きで分かりやすく解説
まとめ:価格帯別出来高
上記で紹介した『価格帯別出来高』を使いこなせるようになると、意識されている抵抗線、支持線を把握することができます。
また、ボックスの抵抗線、支持線としても機能するため、利便性は非常に高いです☺
最後にもう一度内容を確認しましょう!
- 価格帯別出来高とは?
→過去の一定期間に取引された株数を価格帯別に表示したもの - 価格帯別出来高を確認する2つの重要性
→ボックスの抵抗線・支持線として機能
→意識されている抵抗線・支持線を割り出せる - 価格帯別出来高を使用する注意点
→あくまでも過去の記録であり、他の価格帯で売却したという可能性あり
価格帯別出来高を使いこなせるると、有利に投資を展開することができるので、ぜひ習得してください!
今まで使用されてこなかった方は慣れるまでは時間がかかると思いますが、当記事を何度も読んでいただき、習得してくださいね☺
上記の内容を理解した後は、『大化け株の見つけ方』について学ぶ必要があります。
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- 大化け株ってどうやって見つけるの?
- 大化け株に備わっている共通の特徴ってあるの?
という方は、『成長株投資とは?大化けする成長株の見つけ方、判断方法を詳しく解説』に目を通してください!