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- ファンダメンタルズ分析って何をすればいいの?
- ファンダメンタルズ分析はどの時点の業績を見ればいい?
- 大化け株を見つけるためにファンダメンタルズ分析をどう活用すればいい?
実は、“ある3つの重要なポイント”を押さえておけば、ファンダメンタルズ分析で大化けする急成長株を発掘することができます。
初心者の方の中には苦手意識が強い方も多く、テクニカル分析ばかり使用してる方も多いのが現状。
そこで、当記事では苦手意識が強い人でも習得できる大化け株を発掘するファンダメンタルズ分析を少しでも分かりやすく具体的に解説します!
当記事を読み終えると、『大化け株を発掘するためのファンダメンタルズ分析』を身に付けることができ、苦手意識も無くなることでしょう☺
Contents
大化け株を発掘するファンダメンタルズ分析とは?
野原いっぱいに咲くバラの花。
赤色に咲き乱れるバラ畑の中で、一本のバラだけが金色なら、誰でも簡単に見つけることができると思います。
株式投資でも同じことが言えることができ、実は大化けする急成長株を発掘することは簡単です。
なぜならば、私たちが探しているのはバラ畑に一本しか咲いていない金色のバラのように、誰が見ても見間違えない銘柄だからです!
むしろ、大勢の人の注目を浴びることができない銘柄は株価が大きく上昇することもありません。
金色のバラのような大化けする急成長株を発掘するためのファンダメンタルズ分析をここからご説明します。
重要なポイントとしては以下の3点です。
- 過去の業績に注目する
- 現在の業績に注目する
- カタリストから将来の業績を予想する
この3つのポイントを活用すると、金色のバラのような大化けする急成長株を発掘することができます。
基本的には、会社の今後の業績がどうなっていくかを読むことで大化けする株と偽物を分別することができます。
一方、業績の見込みがあまりない会社の株価は大きく下落する可能性が高い。
これを見分けるのがファンダメンタルズ分析です。
初心者の方の中には財務諸表を見ることに「難しい(><)」と避けている人もいますが、全く心配の必要はありません。
私がこれからお教えする3つのポイントを“ものさし”としてファンダメンタルズ分析を行っていただければ、金色のバラのような大化けする急成長株を発掘することができます。
ファンダメンタルズ分析の重要なポイントは『成長』です!
上記でもご説明しましたように、今後、業績が伸びていく会社の株価は大きく上昇します。
将来の業績が分かれば会社の株価が大きく上昇する銘柄を購入できますが、先のことは誰も確信を持てません。
未来が誰にも予想できないとなると、頼れるのは”過去”、そして”現在”しかありません。
いきなりですが、人間には信用が大事ですね!
私は金融マンですから、その人の過去から判断して借りたお金を返すだろうかという推論を立てます。
この事は会社においても同じことが言え、過去の業績推移を見ることで会社の「信用」をはかることができます。
つまり、ファンダメンタルズ分析をする上での始めのポイントは『過去の業績に注目する』ということになります。
本来なら将来の業績を予測しないといけないのですが、どんな人でも正確な数字をはじき出すことができないため、過去の業績で代用します!
ファンダメンタルズ分析:過去の業績に注目する
企業の財務諸表を読むとなると、どこから手をつけていいかわからず、途方に暮れてしまう方も多いのが現状。
ファンダメンタルズ分析には下記の3段階で行っていく必要があります。
- 過去:長期の業績の安定性
- 現在:直近の業績の成長性
- 将来:将来の業績を大幅に成長させるカタリスト
まず、過去の長期の業績を見る第1段階と、直近の業績を確認する第2段階を考えます。
各段階の基準は非常にシンプルなものであり、基準に合致しないものは“基本的に”不合格とします。
過去と現在の基準を突破した銘柄のみ、第3段階である将来性を考えます。
ここから第1段階である過去の業績を見るチェックポイントをご説明します☺
チェックポイントとしては以下のとおりです。
過去の業績のチェックポイント
- 過去3年、経常利益が5~10%以上伸びているかどうか確認
- 一時的な要因で経常利益が計上されていないか確認
- 途中の年で大幅な減益がないか確認
第1段階では、過去の業績の安定性を確認しなければなりません。
そこで、まず決算短信などから企業の経常利益が過去3年間5~10%伸びているか確認してください。
※経常利益を確認する理由:一時的な特別損益の影響を排除した会社の実際の実力を見る為。
経常利益が伸びているのを確認した後、次に経常利益が営業外収益・費用などの一時的な要因で数字が作られていないか確認してください!
ファンダメンタルズ分析:現在の業績に注目する
過去の業績の安定性を確認できた後は、第2段階である現在の業績の成長性を確認します。
第2段階が第1段階・第3段階と違うところは、ここが3つの段階の中で最も厳しく取捨選択する場面だということです。
なぜならば、ここでの確認ポイントが最も敏感に株価に影響を及ぼすからです。
第2段階では直近の業績を精査する段階であり、直近の業績が大幅に伸びているかを確認する作業を行います。
チェックポイントとしては以下のとおりです!
現在の業績のチェックポイント
- 直近2~3四半期の売上高10%以上
- 直近2~3四半期の経常利益20%以上伸びているか確認
直近の業績変化率が最も重要です。
投資家が一番関心あることは投資先の将来の業績です。
将来の業績を判断する上で直近の決算が最も重要な手掛かりになります。
したがって、直近2~3四半期の売上高と経常利益の伸び率を確認することは非常に重要なのです!
※伸び率を確認する上で必ず対前年と比較を行ってください。
売上高を確認する理由
企業によっては、人件費削減・リストラ等で利益を捻出しているケースがあります。
人件費は損益計算書の中の『販売費及び一般管理費(以下、販管費)』に計上されており、販管費の数字が少なくなれば、利益は大きくなります。
しかし、リストラは一時的な要因であることから永遠に利益が拡大することはありません。
そのため、継続的に利益を増加させる為には売上高の増加が必要です。
ファンダメンタルズ分析:将来の業績を大幅に成長させるカタリスト
ここまで過去・現在の業績を確認してきました。
第3段階としては将来の業績を大幅に成長させるカタリストを企業が持っているか確認します。
「え!カタリストってなに?」という方は、『カタリストとは?大化け株を発掘する上で重要なポイント』を参考にしてください!
金色のバラのような大化けする急成長株には、“何らかの新しいもの”を持っていました。
“何らかの新しいもの”とは、ガンホーならパズドラ、ミクシィならモンスト等の企業の業績をこれまで以上に加速的に伸ばす原動力となるものです。
その”何らかの新しいもの”こそがカタリストです。
- 新製品・新サービス、新業態、技術
- 新事業、M&A(買収&合併)
- 新経営陣
- 政府の政策
まとめ:大化け株を発掘するファンダメンタルズ分析
上記で説明した『大化け株を発掘するファンダメンタルズ分析』を理解していただくと、将来的に数倍になるような大化け急成長株を発掘できるようになります。
ただ闇雲に銘柄を購入するのとでは全く違った結果をもたらすでしょう。
最後にもう一度内容を確認しましょう!
- 大化け株を発掘するファンダメンタルズ分析
・過去の業績に注目
・現在の業績に注目
・カタリストから将来の業績を予想 - 過去の業績のチェックポイント
・過去3年、経常利益が5~10%以上伸びているかどうか確認
・一時的な要因で経常利益が計上されていないか確認
・途中の年で大幅な減益がないか確認 - 現在の業績のチェックポイント
・直近2~3四半期の売上高10%以上
・直近2~3四半期の経常利益20%以上伸びているか確認 - 将来の業績のチェックポイント
・将来の業績を大幅に成長させるカタリストを企業が持っているか確認
一度自分の投資スキルとして身に付けてしまえば、あなたの今後の株式投資に多いに役に立ちます。
当記事の内容について理解した後は、『もう一段階レベルの高い、大化け株の見つけ方』を把握する必要があります。
具体的に学びたい方は『大化けする成長株の見つけ方、判断方法を詳しく解説』にも必ず目を通しましょう。