Hpp
???
- ボックス相場ってなに?
- ボックス相場ってどうやって探せばいいの?
- ボックス相場での立ち回り方を教えて欲しいな。
ボックス相場について理解し、ボックス相場における有効的な売買戦略を使いこなせるようになると、初心者の方でも株式投資で利益をあげやすくなります☺
そのため、ボックス相場について何も知らない初心者の方は必ず理解しておくべき内容です。
- ボックス相場の概要
- 誰でもできるボックス相場の探し方
- ボックス相場での有効的な売買戦略
当記事を読み終えると、『ボックス相場の概要』について理解できるだけでなく、『ボックス相場の探し方、ボックス相場での有効的な売買戦略』も理解することができ、今まで以上に利益を上げやすくなるでしょう!
Contents
株価が一定の範囲内で上下するボックス相場とは?
株式投資を行う上で、ボックス相場の概念を理解することは非常に重要です☺
なぜならば、ボックス相場の概念を理解すれば利益を上げやすくなるからです。
株の値動きは飛んでいる蚊の動きとは違い、完全なでたらめなものではありません。
株価は引き寄せられるように上の方へ、または下の方に向かってトレンドを描きます。
そんなトレンドを描く中、一連の枠の中で株価が推移することがあり、これをボックス相場と呼びます!
ボックス相場とは、株価がサポートラインとレジスタンスラインに囲まれた一定の範囲内で変動する相場のことを指します。
相場の先行きが不透明なとき、銘柄に対してあまり値動きの材料となるものが無いときにボックス相場になる傾向があります。
覚えておこう!
株価が一定の範囲内で変動することが箱に閉じ込められていると捉えらえ、レンジ相場、または持ち合い相場とも呼びます!
くまねこ
株価が一定の範囲内で動くボックス相場なら、売買しやすいよね?
でも私、ボックス相場を見つけることができないかも…
いや、そんなことはない。
サポートライン・レジスタンスラインを常日頃から引いていれば簡単に見つけることはできるよ!
Hpp
誰でもできるボックス相場の探し方
実は、ボックス相場はこれからご紹介する2つの方法を利用すれば、初心者の方でも簡単に探すことは可能です☺
その2つの方法とは、以下の通りです。
- サポートライン・レジスタンスラインを引いて探す
- 各証券会社のチャート形状分析を使用する
サポートライン・レジスタンスラインを引いて探す
ボックス相場を見つけるための1つ目の方法は、サポートライン・レジスタンスラインを引いて探す方法です。
サポートライン・レジスタンスラインを常日頃から引いていれば、自ずと見つかります!
ボックス相場は前述しましたように、サポートライン・レジスタンスラインに囲まれた一定の範囲内で株価が動く相場です。
そのため、サポートライン・レジスタンスラインをチャートに引くことで、容易に探すことが可能です☺
???
- サポートラインについて詳しく教えて!
- 具体的な引き方が分からないよ。
- サポート・レジスタンスラインの引き方マニュアルない?
という方は、『サポートライン・レジスタンスラインとは?売買タイミングを掴む有能ツール』に目を通してください!

各証券会社・サイトのチャート形状分析を使用する
ボックス相場を見つけるための2つ目の方法は、各証券会社・サイトのチャート形状分析を使用する方法です。
一部の証券会社・サイトでは、チャートの形状からボックス相場を簡単に探し出すことが可能です。
そのため、サポートライン・レジスタンスラインを引かなくても簡単に探し出すことができることから、時間もかかりません。
重要!
しかし、最終的にはどのサポートラインとレジスタンスラインが有効に機能しているか確認するために、引くべきです☺
楽天証券の形状分析ツール
上記は、楽天証券の形状分析ツールです。
『もみ合い』を選択することで、チャートの形状がボックス相場のようなもみ合っている株式を自動的に割り出してくれます!
一瞬で絞り込むことが可能なため、非常に役に立ちます!
SBI証券の形状分析ツール
SBI証券でも楽天証券と同じく、チャート形状銘柄検索を行うことが可能です☺
上記の画像はチャート形状銘柄検索の画面であり、真ん中の赤く囲ってある『もみ合い?』をクリックすると、現在ボックス相場である銘柄を探し出すことができます!
SBI証券では、楽天証券より詳細なチャート形状銘柄検索を行えることから非常に便利です!
ボックス相場での有効的な売買戦略
これから、ボックス相場での売買戦略について解説していきたいと思います。
ボックス相場での売買戦略は、ハンガリー生まれのダンサー:ニコラス・ダーバスが提唱したボックス理論を活用することが有効的です!
ボックス理論における3つの重要なポイントを把握することができれば、誰でもボックス相場を上手く立ち回ることができるようになります☺
- ボックス圏内は正常の動き
- ボックス相場の上抜けで購入
- ボックス相場の下抜けで売却
ボックス圏内は正常の動き
ボックス相場では、サポートライン・レジスタンスラインによって形成された一定の範囲内を株価はジグザグに動きます。
上記の画像はボックス相場の具体例であり、株価がボックスの天井とボックスの底の間を自由にジグザグに動いているのが見て取れると思います!
1つ目の重要なポイント!
この時、株価がボックス内から外れないかぎりはどれだけ価格変動していても全く問題ありません。
むしろ、ボックス内で株価が勢いよく動いていないと少し不安になってしまいます。
なぜならば、株価が勢いよく動いていないと活発な銘柄ではないことを表し、活発な銘柄でなければ、誰しもが驚くほどに値上がりする可能性が低いからです。
くまねこ
へー!
ボックス内で値動きしてるなら、どんなに激しくてもビビらなくてもいいってこと?
そのとおりだよ!
ボックス内で推移しているかぎりは、何も問題なしだ!
Hpp
ダーバス本人によって書かれたボックス理論についての本、『私は株で200万ドル儲けた』は、投資家が必ず読んでおくべき投資本の内の1つです☺
ダーバスがまったくの素人の時代から、ボックス理論を考案して、200万ドルを稼ぐまでをつづったノンフィクションが初心者の方でもわかりやすいように書かれているため、誰でも楽しむことができます!
ボックス相場の上抜けで購入
ボックス理論における2つ目の重要なポイントは、ボックス相場の上抜けで銘柄を購入することです。
「ボックス相場ではボックス底値で銘柄を購入し、ボックスの天井で銘柄を売却するんだ!」と多くのブログ、本で書かれていますが、ダーバスによって開発されたボックス理論では売買戦略が全然違います。
ダーバスのボックス理論では、ボックスの天井:レジスタンスラインを上抜けしたタイミングで銘柄を購入することで、勢いのある銘柄を掴んでいきます!
なぜならば、レジスタンスラインは売り(供給)が発生しやすいポイントであるにもかかわらず、そのポイントを上抜けできるほどの買い(需要)があるからです。
そのため、購入したあともトレンドが継続することが多く、利益も上げやすくなっております。
重要!
また、上昇トレンドではボックスを積み上げながら上昇していくため、各ボックスのサポートライン・レジスタンスラインを売買タイミングとして捉えると、初心者の方でも安定的に稼げるようになります。
くまねこ
レジスタンスラインを上抜けする前に購入しておいた方がよくない?
早く買った方がより儲けることができるよ!
どんなに素晴らしい銘柄でも購入しても良いタイミングと悪いタイミングが存在するんだよ!
だから、悪いタイミングで銘柄を購入してしまうと、売りに押されて値下がりしたり、全く動かない銘柄もあるのだよ。
Hpp
このレジスタンスラインを上抜けしたタイミングで銘柄を購入するのは、新高値投資における重要な考えと同じです。
???
- 新高値で銘柄を購入するメリットってなに?
- 新高値で購入すると、リスク大きくないの?
- 新高値は怖い(´;ω;`)
という方は、『新高値は株価が上昇しやすいタイミング?新高値投資法について詳しく解説』に目を通してください!
新高値が重要なポイントだということを今まで知らなかった方は、非常に驚く内容になっております。
そして、読み終わった頃には株式投資において重要な考えを理解でき、今後有利に投資を進めることができるでしょう☺

ボックス相場の下抜けで売却
ボックス理論における3つ目の重要なポイントは、ボックス相場の下抜けで銘柄を売却、または空売りすることです。
ボックス相場のサポートラインは買い(需要)が発生しやすいポイントであるにもかかわらず、そのポイントを下抜けするということは、非常に多くの売り(供給)が存在していることを意味します。
そのため、一度下抜けしてしまうとトレンドが継続する可能性が高く、銘柄を売却、または空売りすることが有効な戦略です☺
くまねこ
下抜けするタイミングは常に監視していないのいけないの?
あと、メンタル弱いから下抜けで売却できるか不安。
いや、そんなことはないぞ。
逆指値を利用すれば、自動的に注文を発注できるから常に監視しなくても済むし、メンタル弱くても問題ないぞ!
Hpp
逆指値注文とは、『ある価格以上・ある価格以下』になったら、指値注文または成行注文を出し、『購入する・売却する』とあらかじめ条件付きで注文を出す方法です。
逆指値を上手く利用することで、相場に乗り遅れる・降り損ねるということは無くなります☺
???
逆指値のことをもっと詳しく教えてよ!
という方は、『指値、成行、逆指値とは?状況に応じて株式の注文方法を使い分けよう!』に目を通してください!

まとめ:ボックス相場
上記で紹介した『ボックス相場』について理解し、ボックス相場における有効的な売買戦略を使いこなせるようになれば、初心者の方でも株式投資で利益をあげやすくなります☺
そのため、常日頃からサポートライン・レジスタンスラインを引いて、ボックス相場を探すことは大切です!
最後にもう一度内容を確認しましょう!
- ボックス相場とは?
→株価がサポートラインとレジスタンスラインに囲まれた一定の範囲内で変動する相場のこと - 誰でもできるボックス相場の探し方
→サポートラインとレジスタンスラインを引いて探す
→各証券会社・サイトのチャート形状分析を使用する - ボックス相場での有効的な売買戦略
→ボックス圏内は正常の動き
→ボックス相場の上抜けで購入
→ボックス相場の下抜けで売却
上記で紹介した内容について理解できた後は、『移動平均線』について十分に理解する必要があります。
???
- 移動平均線ってなに?
- 移動平均線は適当に使っているんだけど、やばい?笑
- 移動平均線の活用方法を教えて!
という方は、『移動平均線とは?プロも活用する売買ポイントを探すための使い方』に目を通してください☺