Hpp
???
- サポートライン・レジスタンスラインってなに?
- サポートライン・レジスタンスラインを引く理由ってなに?
- サポートライン・レジスタンスラインの引き方を教えて(´;ω;`)
サポートライン・レジスタンスラインを引けるようになると、株価が支持される、または反発するポイントを割り出すことができ、3つの戦略を取ることができることから他の投資家より有利に投資を行うことができるため、必ず引けるようになるべきです☺
- サポートライン・レジスタンスラインの概要
- サポートライン・レジスタンスラインが機能する背景
- サポートライン・レジスタンスラインを引く理由
- サポートライン・レジスタンスラインを引く理由の引き方
- サポートライン・レジスタンスラインに関するよくある質問
当記事を読み終えると、『サポートライン・レジスタンスラインの概要』を理解できるだけでなく、『サポートライン・レジスタンスラインの引き方』も把握することができ、銘柄の売買タイミングを掴むことができます!
Contents
サポートライン・レジスタンスラインとは?
サポートライン・レジスタンスラインを使いこなせるようになることは株式投資を行うでは必須です。
なぜならば、サポートライン・レジスタンスラインを使いこなせるようになると、株価が支持される・反発するポイントをあらかじめ把握することが可能だからです。
また、サポートライン・レジスタンスラインを利用すれば、銘柄を購入・売却するタイミングを極めることができます。
くまねこ
サポートライン・レジスタンスラインってすごいんだね!
もっと具体的に教えてよ。
わかったよ。
では、それぞれ詳しく解説していくよ!
Hpp
サポートライン(支持線)とは?
サポートラインとは、過去の株価の安値と安値を結んでできた線のことを指します。
サポートラインは株価を下支えする特徴があり、株価が反発するポイントにもなりやすいです☺
要注意!
しかし、サポートラインを下に抜けてしまうと、株価は加速して下落する傾向にあることから、注意は必要です。
サポートラインは下値支持線とも呼ばれるので、覚えておきましょう!
上記のチャートはサポートラインの具体例です。
株価が下落してきてるものの、サポートラインによって支持され、跳ね返されているのが一目瞭然ですね☺
サポートラインを有効活用すれば、銘柄を買い増す・売り抜けるタイミングを掴むことができます!
レジスタンスライン(抵抗線)とは?
レジスタンスラインとは、過去の株価の高値と高値を結んでできた線のことを指します。
レジスタンスラインは株価が反発(抵抗)するポイントになりやすく、上昇していた株価は反転して下落する可能性が強まる傾向にあります。
重要!
しかし、レジスタンスラインを上に抜けると、買いが強い状況を表し、株価は加速して上昇する傾向にあります。
レジスタンスラインは上値抵抗線とも呼ばれるので、覚えておきましょう!
上記のチャートはレジスタンスラインの具体例です。
株価が上昇してきてるものの、レジスタンスラインによって跳ね返されているのが一目瞭然ですね☺
レジスタンスラインの特徴を活かして、銘柄の売買タイミングを掴むことは重要です!
サポートライン・レジスタンスラインが機能する背景
サポートライン・レジスタンスラインが機能する背景を理解すれば、相場に参加する投資家の心理を垣間見ることができます☺
そのため、サポートライン・レジスタンスラインを活用する上で機能する背景を理解することは重要です!
この章では、初心者の方でも分かりやすく理解できるようにサポートライン・レジスタンスラインが機能する背景を解説します。
サポートラインが機能する背景
サポートラインが機能する背景を考える上で下記の4人の登場人物を頭に入れながら読んでいただければ、より分かりやすくなります!
- のびた:すでに銘柄を買っている。
- スネ夫:すでに銘柄を空売りしている。
- しずかちゃん:買うか空売りするか悩んでいる。
- ジャイアン:早まって銘柄を売却してしまった。
例えば!
株価は揉み合ったあと、今株価は上昇し始めた時だと想定してください。
株価が上昇し始めると、サポートラインで購入した“のびた”は含み益を抱えるため喜びます!
しかし、もっと欲しかったな。と後悔も同時にするでしょう。
もし、再びサポートラインまで株価が下落したら、銘柄を買い増すこと間違いなしです!
サポートラインで空売りをしていた“スネ夫”は株価が上昇し始めたことにより含み損を抱えている状況です。
自分の投資判断が誤りだと思い、サポートラインまで株価が下落したら、銘柄を買い戻し、損をせずに済ませたいと考えています。
“ジャイアン”は、少し早まって銘柄を売却してしまったことから自分に腹を立てており、もう1度銘柄を購入するチャンスを伺っています。
“しずかちゃん”は銘柄を買うか空売りするかを悩んでいたが、株価が上昇し始めたことを目にして、銘柄を購入することを決意し、買い場を探している状況です。
この4人の登場人物に共通している考えは何でしょうか?
正解は、全員がサポートラインで銘柄を購入しようと検討していることです。
くまねこ
え、じゃあ株価が上昇し始めると多くの方は銘柄を買いたい意欲を持つことになるから、サポートラインが意識されるってこと?
素晴らしい。その通りだよ!
それこそ、サポートラインが機能する背景だよ!
Hpp
重要!
サポートラインでの取引が多ければ多いほど、重要性も増します。
なぜならば、そのサポートラインで銘柄を購入しようと考えている人の数が多く、意識されやすくなるからです。
レジスタンスラインが機能する背景
続いて、レジスタンスラインが機能する背景について見ていきたいと思います☺
サポートラインが機能する背景の真逆を考えれば、レジスタンスラインが機能する背景を理解することができます。
レジスタンスラインが機能する背景を考える上で、下記の4人の登場人物を再び頭に入れて読み進めてください。
- のびた:すでに銘柄を空売りしている。
- スネ夫:すでに銘柄を買っている。
- しずかちゃん:買うか空売りするか悩んでいる。
- ジャイアン:早まって銘柄を買い戻してしてしまった。
例えば!
株価は揉み合ったあと、今株価は下落し始めた時だと想定してください。
株価が下落し始めると、レジスタンスラインで空売りした“のびた”は含み益を抱えるため喜びます!
しかし、もっと空売りをすれば良かったな。と後悔も同時にするでしょう。
もし、再びレジスタンスラインまで株価が上昇したら、銘柄を売り増す計画を立てています☺
レジスタンスラインで銘柄を購入してしまった“スネ夫”は株価が下落し始めたことにより含み損を抱えている状況です。
自分の投資判断が誤りだと思い、レジスタンスラインまで株価が上昇したら、銘柄を売却し、損をせずにトントンで終わらせたいと考えています。
“ジャイアン”は空売りをしていたものの、少し早まって銘柄を買い戻してしまったことから自分に腹を立てており、もう1度銘柄を空売りするチャンスを伺っています。
“しずかちゃん”は銘柄を買うか空売りするかを悩んでいたが、株価が下落し始めたことを目にして、銘柄を空売りすることを決意し、空売りするチャンスを探している状況です。
この4人の登場人物に共通している考えは何でしょうか?
正解は、全員がレジスタンスラインで銘柄を空売り・売却しようと検討していることです。
くまねこ
本当にサポートラインの真逆だね。笑
レジスタンスラインが意識される背景が十分に理解できたよ!
素晴らしい。
意識される背景を理解することは、相場に参加する投資家の心理を垣間見ることができるから非常に重要!
Hpp
一度ブレイクすると役割が逆転する背景
サポートラインとレジスタンスラインは一度ブレイクすると、役割が逆転してしまいます。
つまり、サポートラインはレジスタンスラインの機能を持つことになり、レジスタンスラインはサポートラインの機能を持つことになるので、覚えておきましょう!☺
くまねこ
は?笑
言ってる意味が分からないんだけど。
初心者には分かりずらいかも。
しかし、分かるように詳しく解説するよ!
Hpp
具体例!
サポートラインが機能する背景を思い出してほしい。
のびたたち4人は株価が上昇し始めると銘柄を買いたい意欲を持ち、サポートラインを意識していた。
そして、4人全員①のポイントで銘柄を購入したと仮定しましょう。
もちろん、オレンジ色の線はサポートラインです。
のびたたちはサポートラインで銘柄を購入し、少し株価は上昇しました。
しかし、異常に売りが強く、サポートラインを割り込んでしまいました。
この時、4人は自分の投資判断が間違っていたことを確信するでしょう。
他の多くの投資家は信用取引で銘柄を購入していたため、追証を求められる状況にもなっています…
つまり、信用取引で銘柄を購入していた投資家は追証を支払うか、銘柄を売却するか選択に迫られている状況です。
そうなると、のびたたち4人と信用取引を行っていた多くの投資家は損益を±0で終わりたいと考え始めます。
ここで問題です。
株価が2のポイントまで上昇し、損益が±0になった時、みんなが取る選択は何でしょうか?
正解は、全員が銘柄を売却することです。
くまねこ
そういうことかーーーー!
だから、サポートラインがレジスタンスラインに逆転するんだね。
その通りです!
この例と同じく、レジスタンスラインがブレイクするとレジスタンスラインに逆転することも把握しておいてね!
Hpp
サポートライン・レジスタンスラインを引く理由
サポートライン・レジスタンスラインを引く理由はいくつかありますが、一番重要な理由が1つあります。
それは、銘柄を売買するタイミングを掴めるからです。
サポートライン・レジスタンスラインが有する機能、つまり株価を支持する・株価が反発するを利用することで、銘柄を売買するタイミングを掴みます☺
これから下記の3つの戦略を解説していきます。
- ボックス相場を活用して売買
- レジスタンスラインの上抜けを利用
- サポートラインの下抜けを利用
ボックス相場を活用して売買
株価は先行き不透明な時や相場が迷っている時は一定の範囲(レンジ)内でジグザグに動きます。
上記のチャートのように一定の範囲内で銘柄が売買される相場を、ボックス相場またはレンジ相場と呼びます。
重要!
ボックス相場は、サポートラインとレジスタンスラインによって形成されることを覚えておきましょう!
サポートライン・レジスタンスラインを活用することで、株価が一定の範囲内で推移していることを割り出すことができれば、あとは非常に簡単に売買することができます☺
『サポートラインに近づいてきたら買い増し、レジスタンスラインに近づいてきたら売却』というシンプルな戦略を取ることが可能です!
くまねこ
ボックス相場って初めて知った!
ボックス相場で売買し続けたら、ずっと儲かるんじゃないの?笑
実は、簡単ではないんだよ。
まず、綺麗なボックス相場はあまり見かけない。
また、ボックス相場から株価が外れると急激な株価変動が訪れるから注意が必要だ。
Hpp
ボックス相場はボックス理論から生まれた概念です。
ハンガリー生まれのダンサー:ニコラス・ダーバスがボックス理論を提唱しました。
ニコラス・ダーバス本人によって書かれたボックス理論についての本があり、投資家が必ず読んでおくべき本の1つです☺
レジスタンスラインの上抜けを利用
レジスタンスラインを上抜けしたタイミングで銘柄を購入することで、勢いのある銘柄を掴むことができます。
なぜならば、レジスタンスは売り(供給)が発生しやすいポイントであるにもかかわらず、そのポイントを上抜けできるほどの買い(需要)があるからです。
そのため、レジスタンスを上抜けしたタイミングで狙っていた銘柄を購入することは一つの良い戦略です。
くまねこ
レジスタンスラインを上抜けする前に購入しておいた方が利益より上げれるじゃん。
なぜ、早く買わないの?
どんなに良い銘柄でも購入しても良いタイミングと悪いタイミングがあるんだよ。
中途半端な悪いタイミングで銘柄を購入してしまうと、売りに押されてダラダラ下がり続けたり、全く動かない銘柄もあるのだよ。
Hpp
このレジスタンスラインを上抜けしたタイミングで購入するのは、新高値投資と同じ考えです。
新高値投資は株価が新高値を迎えた時に銘柄を購入する投資法です!
???
- 新高値で銘柄を購入するメリットってなに?
- 新高値で購入すると、リスク大きくないの?
- 新高値は怖い(´;ω;`)
という方は、『新高値は投資する良いタイミング?新高値ブレイク投資法について解説』に目を通してください☺
今まで新高値投資法を知らなかった方は、非常に驚くと思います。

サポートラインの下抜けを利用
サポートラインを下抜けしたタイミングで銘柄を売却、または空売りすることは非常に賢い戦略です。
なぜならば、サポートラインは買い(需要)が発生しやすいポイントであるにもかかわらず、そのポイントを下抜けできるほどの売り(供給)があるからです。
重要!
株式投資ではトレンドに逆らってはいけません。
マーケットは一度方向性が生まれると、その方向に進む力が強くなります。
そのため、その流れ(トレンド)に逆らって投資を行うと、大損失を被る可能性が高いです。
誰でも引けるサポートライン・レジスタンスラインの引き方
ここからは誰でも引けるサポートライン・レジスタンスラインの引き方について詳しく解説していきます。
サポートライン・レジスタンスラインはトレンドラインに比べると非常に簡単に引くことが可能です!
サポートライン・レジスタンスラインを初めて引く初心者も多いと思い、引き方マニュアルを作成しました☺
引き方マニュアル
サポートライン・レジスタンスラインを引くには最低でも2つの高値と高値、または安値と安値を探す必要があります。
なので、まずは高値と安値を探してください☺
上記でも説明しましたように、サポートライン・レジスタンスラインは過去に多く売買された価格帯ほど重要性が高くなります。
つまり、多くの投資家が意識しているサポートライン・レジスタンスラインを割り出すことができれば、有利に投資を行うことができます!
くまねこ
え、過去の売買をすべて振り返れってこと?
せっかくの休日がなくなる~(><)
そんなことは言ってないよ。笑
価格帯別出来高を利用すれば、簡単に分かるのだよ!
Hpp
価格帯別出来高とは、過去の一定期間に取引された株数を価格帯別に表示したツールです。
つまり、価格帯出来高を見ることでどの価格帯で過去に多くの取引がされたのかを割り出すことができます☺
???
- 価格帯別出来高ってなに?
- 投資家に意識されている価格を割り出せるってほんと?
という方は、『価格帯別出来高とは?投資家に意識されている価格帯を把握する方法!』に目を通してください!

ここまで完了すると、あとは簡単です☺
STEP1とSTEP2を行うことで、投資家に意識されている高値と安値を割り出すことができましたね。
あとは、それらの高値同士、安値同士を水平に線を一直線に引いて完了です。
サポートライン・レジスタンスラインの疑問点・悩み
サポートライン・レジスタンスラインを引く上での疑問・悩みをここでQ&A形式で解説していきます。
サポートライン・レジスタンスラインに関するよくある疑問・悩みをまとめてみました☺
もし、皆さんがサポートライン・レジスタンスラインに関する何かしらの疑問・悩みを抱かれていたら、当記事のコメント欄にその内容を具体的に記載して頂ければ、時間をみつけてお答えいたします!
Q&A
サポートライン・レジスタンスラインを引く上で、ヒゲは入れますか?
基本的にはすべての値動きを含めます。
なぜならば、ヒゲの部分で購入した方を考慮しないことになるからです。
サポートライン・レジスタンスラインの重要度を測るために何を見ればいい?
1つ目は上記で説明した過去に多くの売買が行われているか。
2つ目はどれくらいの期間そこで売買が行われたのか。
3つ目はどれくらい最近の売買であるのか。
トレンドラインとサポートライン・レジスタンスラインはどっちが重要?
一概には言えないが、サポートライン・レジスタンスラインを重視している投資家は多い。
なぜなら、トレンドラインは人によって引き方がかなり異なるが、サポートライン・レジスタンスラインはほとんどの投資家が同じように引くことから、共通的に認識しているから。
まとめ:サポートライン・レジスタンスライン
上記で紹介した『サポートライン・レジスタンスライン』を引けるようになると、株価が支持される、または反発するポイントを割り出すことができます。
また、サポートライン・レジスタンスラインを活用すれば、3つの戦略を取ることができることから他の投資家より有利に投資を行うことができるため、必ず引けるようになるべきです☺
最後にもう一度内容を確認しましょう!
- サポートライン・レジスタンスラインとは?
→サポートライン:株価を支持する線
→レジスタンスライン:株価が反発する線 - サポートライン・レジスタンスラインを引く理由
→銘柄を売買するタイミングを掴めるから - サポートライン・レジスタンスライン引き方
→STEP1:2つ以上の高値と安値を探す
→STEP2:過去に多くの売買が行われているか確認
→STEP3:水平に線を引く
上記の内容を理解した後は、『ボックス理論』についてさらに詳しく理解する必要があります。
???
- ボックス理論ってなに?
- 相場はボックスが積みあがるってほんと?
- ボックスを3つ積んだら、危険って聞いただけど…
という疑問を抱かれている方は、『ボックス相場とは?初心者でも簡単に利益を上げやすい相場環境』に目を通してください☺