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- 株価の天井を計算できる方法があるってほんと?
- 二段波動理論について知りたい!
- 二段波動ってどうやって計算するの?
実は、二段波動理論を用いることであらかじめに株価の天井を予測することができます。
天井までの上昇幅と想定できるリスクを比較することで株式投資を有利に展開することができます!
当記事の前半では『株価の天井を予測できる二段波動理論』について解説しつつ、記事の後半では『二段波動の具体的な計算方法』を具体的に解説しました☺
当記事を読め終えれば、『二段波動』について理解できるだけでなく、実際に株価の天井を計算できるようになり、投資スキルも上達するでしょう。
株価の天井は簡単に予測できる?
いきなりですが、初めて入る高級料理店に価格が表記されていないメニューが置いてあると怖いですよね。
実際に注文した内容がどの程度の支払いになるのか分からず、不安になります。
株式を購入する上で、実際にどのくらい上昇する可能性があるか、みなさんあらかじめ知りたくありませんか?
実は、株価の天井を簡単に計算することが可能です。
株価の天井を計算するには『二段波動』というツールを使用していきます。
短い場合:半年後~1年後、長い場合:数年後につける天井の株価を予測することができます!
株価の天井は小学生でもできる簡単な足し算・引き算でおおよその目標値が算出できます。
しかし、100%的中する数値は算出することは不可能です。
おおよその目標値しか算出できないため、天井株価の”目安”として利用できます!
二段波動とは?
二段波動とは、株価が動く際に2つの同じような大きさの双子の波動を作り、2つ目が完了すると天井をつけるというものです。
二段波動を計算できるようになると、目安の天井を把握できるため、株式投資に大いに活かせるでしょう☺
くまねこ
Hpp
大きな波動からの計算
上記の図をご覧ください☺
まず、100円(A)から200円(B)まで株価は上昇しました。
最初の波動の大きさは100円(200円-100円)です。
Bを付けたあと、170円(C)まで下がり、再び株価は上昇しました。
この時、Cの安値からいくらまで株価が上昇するかを予測する場合、二段波動理論を用います。
天井Dの予測値=170円(直近の底:C)+100円(最初の波動の大きさ)
=270円
と算出することが可能です。
最初の上昇幅だけ直近の底から上昇すると考えます!
算出した数値はあくまでも予測値です。これくらいの株価まで上昇するかな?という一種の目安です。
小さな波動からの計算
株価は230円(X)まで上昇し、ここからまた下がりました。
今回の波動の大きさは、230円ー170円=60円なります。
直近安値(Y)は、210円となったので、この安値から小さな波動60円上昇すると予測することができます。
つまり、天井Dの予想値は210円(直近の底)+60円(小さな波動)=270円となります。
天井Dの予想値は大きな波動から計算した場合と小さな波動から計算した場合と一致しましたね。
このように小さな波動が2つで大きな波動になると覚えてください☺
小さな波動(CーX)+小さな波動(Y-D)=大きな波動
天井Dをつけると、当面の天井を打ったと考えられ、株価は大きく下がる可能性が高くなります。
基本的には波動が完了すると、株価は大きく下げることが多いです。
一目均衡表、エリオット波動論では色々な波があり、どれを使用したらよいか分かりづらいですが、二段波動理論はこれまでの波動論に比べると非常にシンプルで分かり易いので初心者の方でも実際の株式投資に活かすことができるでしょう!
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- もっと詳しく二段波動理論を知りたい!
という方は武田惟精の本『「六甲伝」と「二段波動理論」で読み解く投資の極意』を読むことをオススメします☺
株式投資における二段波動の活かし方
ここから、二段波動で算出した天井予想値をどのように実際の株式投資に活用していくのか解説していきたいと思います。
テクニカル、ファンダメンタルも揃った優良株を購入すると想定しましょう。
購入する際、天井予想値を算出し、どれくらいの上昇が見込めるか確認します!
天井まで20~25%以上の上昇見込みがなければ、リスクを負ってまで株を購入することはありません。
リスクを減らすために、天井予想値を活かすのも一つの方法です。
まとめ:二段波動理論
上記で紹介した『二段波動』を把握すること、あらかじめ天井の予想値を算出することができます。
どれくらいの上昇見込みがあるのかと想定できるリスクを比較することで、優位に投資を行うことができます!
- 株価の天井は簡単に予測できる?
→二段波動で計算することができる - 二段波動とは?
→株価が動く際に2つの同じような大きさの双子の波動を作り、2つ目が完了すると天井をつけるというもの - 株式投資における二段波動の活かし方
→上昇予想値を算出することで、得られる利益と想定できるリスクを比較
『二段波動』のことを頭に入れるまで時間がかかると思います。
頭に入れるまで何度も当記事を読みなおしたり、武田惟精氏の本を購入し、勉強することで理解を深めてください!
二段波動を使いこなせるようになると、株価の天井を予測することができ、実際の株式投資に大いに活かすことができるでしょう☺
上記の内容を理解した後は、『高値における株式供給(オーバーヘッドサプライ)』について学ぶ必要があります!
「内容知らないから学びたいな!」という方は、『【やれやれ売り】オーバーヘッドサプライとは?高値における株式供給』にも目を通してください☺
